html5jロボット部

html5jロボット部の活動レポート、ロボットに関する情報発信(気づく限り)を行うブログです。

彼女と富士そばとかけそば

5年前はお金が本当になかった。 だから、彼女と富士そばに行くのはちょっとした贅沢だった。 f:id:j_s_machine:20171225215825j:plain

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このかけそばを食べながら、彼女と将来について語り合うのが本当に楽しかった。

「いまはこんなだけど、5年後はもっといいものを食べれるように頑張るよ、そしたらそばよしに行こう」 「うん、楽しみにしてる」

あれから5年。 オレは変わった。収入も増え、好きなものが好きなだけ食べられるようになった。

そう、変われたんだ。

いまならみんなが憧れるそばよしだって行けるようになった。 f:id:j_s_machine:20171225213319j:plain

トッピングにかき揚げだって載せられるし、ライスと生卵も追加してT.K.Gにだってできる。 f:id:j_s_machine:20171225212920j:plain

みてみろこのサクサクのかき揚げを。 f:id:j_s_machine:20171225213032j:plain

どうだ、このぷっくりしたタマゴ。 f:id:j_s_machine:20171225213241j:plain

付いてくる粉かつおを使えば、卵かけおかかごはんになっちゃうだぜ。 f:id:j_s_machine:20171225213559j:plain

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でもなんだろう、こんなに豪勢で彼女を満足させられるものを食べられるようになったのに、あの頃とは変わったのに。。。

そうだ、最も変わったものがある。 彼女がオレの元から去ったんだ。

半年前、彼女はこう言って別れを告げられた。 「変わっちゃったね。アナタのことは今でも嫌いではないけれど、変わってほしくないものがあった」

オレはどう変わってしまったんだろう? 自問自答が続いた。そして想う。 やっぱりオレは富士そばでいいや、と。 f:id:j_s_machine:20171225212650j:plain

ふと入ったあの頃と変わらない富士そばに入り、あの頃と変わらないかけそばを注文する。 f:id:j_s_machine:20171225214033j:plain

幸せだった頃の味を噛み締める。 だけど、、、左を見ると、いつも隣にあったあった風景が何もない。 f:id:j_s_machine:20171225214128j:plain

改めて想う。いなくなっちゃったんだな。。。 変わっちゃいけないものもあるんだと。 その気持ちも噛み締めながら今日も富士そばのかけそばを食べる。

やっぱりオレは富士そばのかけそばがいいや、と。

メリークリスマス。

おわり。

※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

【オマケ】 さて今回気づいたことですが、富士そばではこんなのがあるらしいです。 f:id:j_s_machine:20171225220114j:plain

ということは富士そばではセンベロが実現するということでは!? f:id:j_s_machine:20171225220234j:plain

こちら、なんと400円! ハイボールや枝豆、唐揚げもある! カウンター以外のテーブル席がある店舗なら宴会だってできるぞ! 石神井公園駅前店はありました(しかも店舗が綺麗)

ぜひ、富士そばでセンベロを堪能してみては?